2013年8月5日月曜日

引き出しの中、仕切りはどれだけ必要か?


整理収納コンサルタントの☆はるる☆です

私がお知り合いの家のキッチン整理収納をさせてもらっている時に、こんなやりとりがありました。

私:引き出しの中に何を入れるのかを考えながら、仕切りを作りましょう。
Aさん:お弁当用のおかず紙ケースが大小と、ピック等があります。(と言いながら引き出しの中に細かい仕切りを作り、1つずつ入れていきました)
私:いや、そこまで細かく分ける必要は無いですよ。ピックは紙コップ等に入れてバラバラにならないようにする必要はありますが、他の物はお互い干渉しなければ同じゾーンに纏めていれても良いです。
Aさん:どこまで分けて、どこまで分けないのか良くわからないです

このやり取りで、私は「なるほど〜」って思いました。そうですよね、どこまで細かく仕切りを付ければ良いのか分からないですよね。

ポイントは、ズバリ!【あまり分けない】です!!!なんじゃそりゃ〜って感じですね。でも、本当です。例えば、キッチンの引き出し。下の引き出しは我が家の引き出しですが、あまり細かく分けていません。見えている所でプラスチック箱(ダイソー)を4つ入れこんでいますが、内容はとてもザックリとしています。右は週1以上の頻度で使う調理用具、真ん中は毎回の料理で使う用具。左側は、上から紙カップ類、お弁当箱。一番下には紙コップに入ったお弁当バンド(?)とお手拭き入れです。


なんだかゴチャゴチャしているように見えるかもしれませんが、取りやすいです。先ほどAさんとの会話に出て来ていた紙カップやピックは左上の箱に入れています。ピックだけは透明のコップに入れています。ピック、大きめの紙カップ、小さめの紙カップを細かく仕切った箱にそれぞれ入れたとしても、または入れなかったとしても取り出す作業時間は変わりません。逆にこの空間を細かく丁寧に3つに仕切ったりすると、予定よりも大きな紙カップを買ってしまった時に入らない!なんて事にもなりかねません。

仕切らなければならないのは、
①用途が全く違うもの
②同じ用途の物が細かすぎてバラバラと動いてしまうもの(ピックやバンド)
③1つの物を取る時に、他の物に干渉して倒れて来たりする時
④使用頻度が高いのに、かき分けないと必要な物が取れない時

我が家では、毎日使う料理用具(真ん中の縦長箱)に5種類入っています。さえ箸、しゃもじ、おたま、フライ返し、木べら。これらを取るとき、全く他の物を触らずに取る事が出来ます。それが出来るのはその収納スペース(縦長箱)に対して中身の収納が60%程度だからです。

逆に、一番右の週1以上の頻度で使用する調理用具は100%の収納量です。なので勝手に2層式です(笑)週1くらいに使う物は洗ったら上にポンポン乗せて行きますので、1ヶ月に1度くらいしか使わない物は自動的に下に追いやられます。後乗せ先出です!(←勝手に作りました!)この方法で全く困っていません。だって、あんまり使わないから。。。

このルール、キッチンだけでなく色んな所にも当てはまります。文房具でも、オモチャでも、化粧品でも。以前、化粧品が倒れてくるのがイライラするので個々に指定席を決めました!という記事を書きましたが、これは上記でいう③に当てはまります。
(参照→http://otonabeya.blogspot.jp/2012/10/blog-post_6864.html)

収納って、趣味になると引き出しの中の美しさまで求め始めるのですが、基本は「自分が使いやすいかどうか」です。そりゃ〜全部の容器を統一して、調理用具を全部同じブランドで揃えて整然と並べればとっても素敵な収納になる事間違い無しですが、それをやるのは整理が終了して、指定席が決まってからの話です。なので、最初に容器を買って来ちゃダメなんです。まずは物の要・不要を自分で考えて仕分けをして、どこに何をどのように収納するかを考えて定位置を決めます。大事なのは、実際にその定位置でしばらく生活してみる事です。その後、物が取り出しやすくなったと感じて満足感を得たら(←ここ、大事です!)、初めて収納用品のアップグレードを計りましょう。なので、最初の収納用品はティッシュボックス、牛乳パック、空き箱等を利用すると良いですよ〜。特に牛乳パック!優れものです!横にして1面を取り除き半分に切っても、3等分に切ってもちゃんと箱になるんですよ。(あ、もちろん横を塞ぐ部分は必要です)薬箱等にも使えますよ♪あと、優れものは紙コップ&プラコップです。我が家では髪の毛のゴムやピン留め、お弁当用ピック、化粧品類、ペン立て等に使っていますが、汚くなったらポイッと出来るので衛生的です!

あと便利なのは〜。。。やっぱり紙コップがダントツかな〜(笑)



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